ガザ停戦合意守られない場合、年末まで喜望峰経由の迂回ルート利用か

香港の海運調査会社、LinerLyticaによると、船社は1月19日にイスラエルとイスラム組織ハマスのパレスチナ・ガザ地区をめぐる停戦合意にもかかわらず、紅海ルートにコンテナ船社が即時に戻ることはなく、現行の喜望峰経由による迂回のルート利用を保持する。
 喜望峰経由を利用するコンテナ船は、中国の旧正月前連休の荷動き増への対応から過去10日間に増加、ガザの停戦合意が守られない場合、約350隻・450万TEUの船に影響を与えるコンテナ船の迂回ルート利用が年末まで継続する可能性があるとしている。