国際航空運送協会(IATA)が発表した昨年11月の航空貨物荷動き、貨物トンキロ(CTK)は10月の210億トンキロから206億トンキロに減速、前年同月比では13.7%減少し、パンデミック前の19年からも10.1%減少した。
11月のCTKを路線別にみると10月にマイナスだった中南米が2.8%増とプラスに転じたが、その他は全路線減少、特にアジア太平洋が18.6%減、欧州が16.5%減、中東が14.7%減と2ケタ減だった。
国際貨物は輸出需要が依然として弱く、前年同月比14.2%減、19年同月比でも10.7%減だった。
11月の国際貨物のキャパシティ(ACTK)は前年同月比で0.1%減少、19年同月比では7.9%減少している。