6月の日本→米国荷動き25.8%減 1Hは9.9%減で、海外T/Sは39.2%

米国のデータ会社、Descartes Datamyneが発表した6月の日本発米国向け往航コンテナ輸送実績(荷受地ベース)は4万8,874TEUで前月比7.3%増、前年同月比では9.9%減少した。
 うち直航分は1.8%減の3万2,209TEU、日本出しトランシップ(T/S)貨物も22.3%減の1万6,665TEUと大幅減となったが、全体に対するT/S比率は前月の39.9%から34.1%に減少した。
 T/Sのうち韓国T/Sが8.2%減の1万601TEU、台湾T/Sは24.2%増の2,560TEU、中国T/Sが18.2%増の2,328TEU、シンガポールT/Sは77.5%減の755TEUで、台湾のみ大幅に増加した。
 今年上半期(1~6月)の荷受地ベースは前年同期比9.9%減の29万6,128TEUで、うち直航分が9.6%減の17万9,938TEU、海外T/Sは10.4%減の11万6,190TEUで全体の39.2%を占めた。
 また5月の米国発日本向け荷動きは、最終仕向け地ベースで前月比11.9%減、前年同月比15.1%減の5万6,491TEUとなり、うち日本向け直航分は9.0%減の4万6,987TEU、海外T/Sは36.0%減の9,504TEUと全体の16.8%を占めた。