1Qのアジア→米国荷動き11%増 中国9.5%増、日本0.6%増

Descartes Datamyneが米国税関データを基にまとめた3月の世界から米国向け荷動きは前年同月比11.8%増の238万3,062TEUで、うちアジア主要10カ国・地域発米国向けコンテナ(母船積み地ベース)は前月比0.4%増、前年同月比12.8%増の163万8,375TEUと19カ月連続のプラスになった。
 2月の国別では、首位の中国が前年同月比10.3%増の83万5,448TEU、韓国が1.3%減の21万5,272EU、ベトナムが41.5%増の18万4,685TEU、インドは26.0%増の8万7,622TEU、シンガポールは9.0%増の8万2,947TEUだった。また日本は8位で14.4%増の4万2,620TEUだった。
 品目別では、上位10品目のうち家具など5品目が前月比でマイナスになり10品目合計の伸び率は1%にとどまった。首位の家具類(HS94)は15.6%増の27万4,563TEU、機械類(HS84)は12.3%増の19万6,813TEU、プラスチックとその製品(HS39)が19.8%増の17万1,133TEU、電子機器(HS85)は1.9%減の13万6,854TEU、自動車関連(HS87)は0.5%増の9万4,633TEUだった。
 今年第1四半期(1~3月)の世界から米国向け荷動きは前年同期比8.9%増の709万2,064TEUで、うちアジア主要10カ国・地域発は11.0%増の511万2,454TEUだった。国別では中国が9.5%増の283万6,051TEU、韓国は7.8%増の62万8,524TEU、ベトナムは22.8%増の54万3,721TEU、インドが10.0%増の23万9,469TEU、シンガポールは13.5%増の23万5,942TEUだった。日本は8位で0.6%増の10万8,724TEUだった。
 品目別では、家具類が11.5%増の88万4,574TEU、機械類は12.2%増の57万5,999TEU、プラスチックとその製品が17.7%増の53万4,770TEU、電子機器(HS85)は1.8%減の42万507TEU、自動車関連(HS87)は0.6%減の28万1,180TEUだった。