東京港CT車両待機平均2時間超はゼロ 東京都トラック協会調査

東京都トラック協会がまとめた東京港コンテナターミナルの海上コンテナ車両待機時間調査(調査期間24年5月7~28日)の結果によると、調査対象となった青海ふ頭、中央防波堤外側ふ頭、大井ふ頭、品川ふ頭の計12のターミナルのうち平均待機時間1時間超が7ターミナル、1時間未満が5ターミナルで、2時間を超えるターミナルはゼロとなった。
 東京都トラック協会海上コンテナ専門部会は、東京都・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・山梨県の各トラック協会の海上コンテナ部会に所属する事業者のうち22店社を対象に、5月7日から28日まで、東京港でのコンテナ搬出入業務の頻度が高い車両を1店社あたり5台を目途に選定し、各コンテナターミナルにおける並び始めとゲートアウトの時刻を所定の入力表により提出する方法で調査した。
 作業内容別にみると、輸出の空コンテナ搬出は30分以上1時間未満が7ターミナル、1時間以上2時間未満が3ターミナル、2時間以上が2ターミナル。
 輸出の実入りコンテナ搬入は30分未満が1ターミナル、30分~1時間が8ターミナル、1~2時間が3ターミナルだった。
 一方、輸入の実入り搬出は30分未満が1ターミナル、30分~1時間が5ターミナル、1~2時間が5ターミナル、2時間以上1ターミナル、輸入の空搬入が30分未満1ターミナル、30分~1時間が6ターミナル、1~2時間が5ターミナル。