Descartes Datamyneが米国税関データを基にまとめた昨年12月の米国のコンテナ貨物輸入量は、前月比1.3%減の192万9,032TEUだった。前年同月比では19.3%減、19年同月比では1.3%増でパンデミック前とほぼ同水準となった。
揚げ地別ではロサンゼルスが前月比14%(4.3万TEU)増の34万9,493TEUと盛り返した一方、ニューヨーク/ニュージャージーが8.3%(2.8万TEU)減の31万2,763TEUで再びLAが全米1位となった。このほか西岸はロングビーチが5.8%減、オークランドが2.7%減、シアトルが16.4%増と2ケタ増、タコマは31.7%減だった。東岸・ガルフはNY/NJが8.3%減のほか、サバンナが1.3%増、ヒューストンは24%減と2ケタ減だが、ノーフォークは10.5%増、チャールストンが5.9%増だった。
到着遅延日数(B/Lの到着日と通関データ処理日の差)はLAが6.7日、LBが6.5日、オークランドが8.3日と安定しており、東岸もNY/NJが8.3日、サバンナが9.3日、ヒューストンが9.3日と前月の10日超から短縮した。