那覇港、国際航路開設を支援 下期の支援事業を公募

那覇港管理組合は、船社を対象とした那覇港輸出貨物増大促進事業の第5期(20年 10月~21年3月)の公募を開始する。1次締め切りは9月30日だが、その後も応募状況を見ながら随時募集・受付ける。

同事業は、那覇港で新規の国際航路の開設または国際トランシップ貨物を取り扱う外航船社に対し、その費用の一部を支援することで、同港への就航航路の拡充と国際コンテナ貨物の増大を実現することを目的としている。対象は外航船社またはその日本代理店で、国際航路開設については、那覇港管理組合はタグ、パイロット費用、綱取り/放し費用、燃料費などについて、1寄港当たり最大150万円を支援する。

また那覇国際コンテナターミナル (NICTI)が、新港9号・10号の岸壁使用料を免除する。一方、国際トランシップ貨 物の取り扱いについては、那覇港管理組合 はトランシップのコンテナ貨物1本あたり1 万円、1寄港当たり最大50万円(トラン シップのコンテナ貨物50本)を支援、 NICTIはトランシップのコンテナ貨物 1TEUあたり1万円、最大1,000TEUが上限 となる。